神奈川産学チャレンジプログラムとは
神奈川産学チャレンジプログラムは、一般社団法人神奈川経済同友会の会員が所属する企業および団体と神奈川県内に拠点を持つ大学が中心となって行う、産学連携による学生の人材育成を目的とした課題解決型研究プログラムです。
本プログラムでは、参加企業が日常の経営課題の中から実践的な研究テーマを設定し、大学が各テーマにチャレンジする学生を募り、提出された研究成果に対して課題を設定した企業が審査を行い、優秀なレポートについては企業、大学、学生の関係者による表彰式において、表彰します。
Ⅰ. 目的
本プログラムは、PBL (Problem Based Learning) の手法を応用し、参加企業各々が直面する経宮課題を研究テーマとして設定し、それに対して学生チームが自主的能動的に研究、実践的で実効性のある解決策を研究レポートとして提出するものです。学生が、実社会で発生している問題に具体的に取り組むことにより、問題解決能力の高い人材の育成につながります。また、企業と学生とが1つのテーマに沿って交流を持ち意思疎通を図ることにより、就職等でのお互いのミスマッチをなくすとともに、学生にとっては生きたビジネスの世界を知ることとなり、企業にとっても学生のアイデアを事業のヒントとして活かせる好機となります。
本プログラムの特徴として次の諸点を挙げることができます。
(1) 企業、大学、学生による産学連携の形で実施される、学生の自主的な参加による学生主体のプログラムです。
(2) 学生にとっては、多岐にわたるテーマが社会・人文科学系あるいは技術系を問わず幅広い研究を必要とし、企業の担当部署と連携して作業を進めていく過程が、学生個々の能力開発や自己啓発の場として活かされます。
(3) 参加企業にとっては、企業の知名度アップや学生の斬新なアイデアの取り込み、優秀な人材の発掘、参加大学にとっては学内の活性化や企業が目指す方向性の認識等の波及効果が期待できます。
Ⅱ. 経緯
神奈川経済同友会の教育文化委員会では、平成14年5月、当時の雇用情勢を背景に、企業・大学に対して、学生の職業や労働に対する意識と企業の求める人材とのギャップや、ミスマッチの解消のための諸施策を提言しました。
平成15年1月末、神奈川大学、関東学院大学、東海大学、横浜国立大学、横浜市立大学の5大学との間で産学連携のあり方を検討するための「神奈川産学懇談会」を発足させ、その連携の一つの試みとして、学生の柔軟な発想・創造性を引き出すことを目的に、平成16年に「第1回神奈川産学チャレンジプログラム」をスター卜させました。その後、この事業はさらに発展・充実し、大きな広がりを見せて今日に至っております。
Ⅲ. 活動報告
- 第19回(2023年度) 神奈川産学チャレンジプログラム
実施要綱 参加大学・参加企業一覧 提示テーマ一覧 - 第18回(2022年度) 神奈川産学チャレンジプログラム
実施要綱 参加大学・参加企業一覧 提示テーマ一覧 ニュースリリース(2022年12月) 最優秀レポート - 第17回(2021年度) 神奈川産学チャレンジプログラム
実施要綱 参加大学・参加企業一覧 提示テーマ一覧 ニュースリリース(2021年12月) 最優秀レポート - 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2020年度の神奈川産学チャレンジプログラムは中止させていただきました。
- 第16回(2019年度) 神奈川産学チャレンジプログラム
実施要綱 参加大学・参加企業一覧 提示テーマ一覧 ニュースリリース(2019年12月) 最優秀レポート - 第15回(2018年度) 神奈川産学チャレンジプログラム
実施要綱 参加大学・参加企業一覧 提示テーマ一覧 ニュースリリース(2018年4月)
ニュースリリース(2018年12月) 最優秀レポート